11月坊津ダイビング

雨のダイビングで,しかも水温20℃と冬を思わせる気候だったが,海は凪いでいて,ドライスーツで心地よいダイビングとなった。

1) オトメハゼのペア

2) アカハタがトラウツボの目の前に現れたが,案外,友達かもしれない。

3) ウロコマツカサ

4) ガラスハゼはピントが合わせにくい。

5) アザハタが魚群に突進。

6) オイランヨウジ(図鑑には沖縄島以南の魚と書いてある)

11月3連休にマニラ訪問

 11月3〜5日の3連休にマニラを訪れた。朝の空港駐車場に車を停めて,ドトールの生ハムサンドを買い求め,空港ラウンジで朝食。ソラシドエアで名古屋へ。名古屋の国際線ラウンジでカレーを食べ,エバー航空のエコノミーで台北へ。横3席が自由に使えたので,カウチ席のようにくつろいだ状態で4時間弱のフライトを快適に過ごせた。エコノミーだけど機内食は春雨炒めがなかなか美味しくて,白ワインと一緒に充分楽しめた。台湾系のエアラインなので,食後の烏龍茶もいい香りだった。台北の乗り継ぎに5時間あったので,シャワーを浴びて,台湾名物の焼き芋と台湾ビールをいただく。台北からマニラへは同じエバー航空のエコノミーで2時間のフライト。この便の食事も美味しかったが,アルコールの提供はなく,烏龍茶をもらった。夜遅くマニラ空港に着き,イエロータクシーでマカティ・シャングリラホテルへ。ホテルの部屋には,ウエルカムフルーツが毎日供され,居心地のよい空間だった。

 

 翌朝は雲が多かったものの,ホテルを出るときには快晴になった。目的地もなく,マニラ市内を散歩。地図もない状態で,適当に2時間くらい歩いた。あとでグーグルマップで確認したが,ホテルからマッキンリーロードを東へ向かい,San Antonio教会から,シンガポールの大使館などの静かな通りを抜け,1時間後にMarket!Market!に到着。エアコンの効いた店内で汗を拭い,ここからホテルへ戻ることも考えたが,もう少し先まで歩きたくて,今度は北に向かい歩いて行くと,崩れそうな家が立ち並ぶエリアに入ってしまった。道路脇にダンボールの住まいを作っている人や,裸で遊ぶ子供がいたり,斜面から流れ出る水を道端で沸かして飲んでいる家族がいたり,歩道に寝転がっている人の横を通り抜けたりしなければならず,昼間でさえも通るのが少し怖い感じだったので,写真も撮れず,なるべく大通りから離れないようにしながら,Forum Robinsonsのショッピングモールまで辿り着いた。そこで遅い昼食に点心料理を食べた。帰りはタクシーでホテルに戻った。4時間の散歩だったが,マニラの繁華街の発展に比べ,そこから少し離れたエリアでは,治安に問題があることがよく分かった。ホテルに帰り着いてシャワーを浴び,部屋のフルーツを食べ,本を読みながら時間を潰し,真夜中にホテルをチェックアウト。

 最終日は03:40にマニラを出発するエバー航空で台北へ。マニラ空港のラウンジでは真夜中ということもあり,3組だけが利用していた。バーカウンターは,ワインのボタンを押してグラスに注ぐセルフサービス。赤ワインを少し飲んで,生姜風味のお粥を少しいただいた。食後に,ボトルに入ったフルーツがあったので,サンミゲルとともにいただいた。今回の旅のフルーツはどれも美味しかった。フィリピンも台湾も,果物はどれもお薦めだ。帰りの飛行機はビジネスクラスにしていたので,深夜4時にもかかわらず,食事をいただいた。シャンパンと前菜とフルーツを中心にいただき,メインのキッシュには口をつけただけだった。ビジネスクラスはほとんど客がいなかったので,CAさんが頻繁に来るため,かえってゆっくりできないほど。台北の乗り継ぎは2時間だけだったが,ラウンジでシャワーを浴びてすっきりとした後,名古屋行きの便に乗った。この便は4時間半のフライトで,座席はフルフラットになるタイプだったが,食事をしたり,映画を観たりで,横になる時間はなかった。食事は,朝のフライトということで,和食,洋食,中華から選べ,中華は鼎泰豊の鶏肉蒸しスープ麺が食べられるというので,ほとんどの客が中華を選択していた。私は朝食にヨーグルトが食べたかったので,洋食を指定し,たっぷりの果物にヨーグルトをかけて,美味しくいただいた。中部国際空港では,待ち時間が3時間あったので,昼食はChowder’s Cafeのミネストローネスープセットにして,3日間食べ過ぎた胃を休めながら,鹿児島空港に戻ってきた。

職員研修旅行 in 台湾

サンタこどもクリニックの20周年を記念して,今年の職員研修旅行は3泊4日で台湾へ。鹿児島空港から2時間で台北に到着。そのまま,十分へバス移動し,ランタンに願いを書いて空に飛ばす。九份では提灯が揺れる昔の街並みに癒された後,台北に戻り,宿泊は圓山大飯店のテラス付の豪華な部屋。ロビーの蘭も本物!翌日は台中,台南と巡った後,高尾の地下鉄の駅へ。美麗島駅の構内がとても綺麗で,世界で最も美しい駅のNo.2に選ばれている。運河のクルーズを楽しんだ後,夜市散策。宿泊はグランド ハイライ ホテル。翌朝,早起きして街中を散歩。公園では多くの人々が太極拳やダンスなどを集団で行っていた。朝市ものぞいてみたが,店先に綺麗に下処理された鶏が台の上に20羽ほど並べられていた。新幹線で高雄から台北に戻り,台北の忠烈祠で衛兵交代を見学し,国立故宮博物院で翠玉白菜を久しぶりに見た。夜は金品茶樓で飲茶を楽しむ。翌日は午前中に帰国。台北空港でお世話になったガイドの曽さんと一緒に記念撮影。台湾は,とても近くて,とても楽しい!

1泊2日で納沙布岬

北海道中標津空港へ東京から1日1便飛行機が飛んでおり,鹿児島からの乗り継ぎして,根室を訪問。ホテルは根室市街地のイーストハーバーホテル。ホテルの窓からは国後島の島影が見える。せっかくだから,根室市立病院に行ってみる。大きな建物で,小児科医は2人体制。

根室市街地からバスで45分走ると,本土最東端の納沙布岬に着く。北方4島のかけ橋のモニュメントをくぐり,納沙布岬の先に歯舞群島の島がうっすらと見える。東の果てに到達しましたという証明書ももらえる。北は宗谷岬,西は佐世保の神崎鼻,南は佐多岬だそうだ。

エトピリカはかわいい海鳥だが,北方領土の四島交流事業のための連絡船も「えとぴりか」という名前で,ちょうど北方4島へ向かうというニュースを聞いた。アイスランドで見かけたパフィンとよく似ている。同じ種ではないものの,親戚のようなもの。

中標津空港は鹿児島空港と似た印象だが,東京1便,札幌3便だけしか飛んでいない。ちょっと寂しい。

9月坊津ダイビング

天気も良く,海の状態もわずかにうねりがあるものの,絶好のダイビング日和。ウミウシを堪能できた。

1: ジョーフィッシュ

2: クビアカハゼ

3: ニシキフウライウオ

4: ゾウゲイロウミウシ

5: テヌウニシキウミウシ

6: ムラサキウミコチョウ

7: ヒュプセロドーリス・クラカトア

8: ウミウシの卵

9: ウミウシの卵

涼しい夏休み in Iceland

8月6〜14日に北極圏に近いアイスランドで夏休みを満喫してきました。8月6日は成田前泊に当てていましたが,台風が8月6日明け方に宮崎市に上陸し,その日の16:10に羽田へ飛び立つ予定だったので,飛行機が飛ぶかどうか心配しながら,午前中は診療しつつ,気象庁のホームページを時々チェック。台風の速度が速かったため,出発予定時刻には福岡まで到達し,暴風圏は抜けてくれ,無事に羽田へ行けた。成田空港までバスで移動するも,渋滞がひどく,2時間近くかかったため,ホテルでの食事をあきらめ,成田空港の謝朋殿で中華料理を食べた。食後はANAクラウンプラザホテルに宿泊。7日朝,成田でチェックインし,ラウンジでカレーを朝食に。スカンジナビア航空で11時間20分かけてコペンハーゲンへ。食前酒にウォッカ・マティーニをもらい,鴨肉のスターターと白ワイン,メインはチキンのソテーを選び,デザートはフルーツだけもらう。食後は映画を2本見て,ネット通信もビジネス客は無料でできるため,時間を潰しながら,中央ロシアに入った頃,スナックバーでおにぎりをもらう。到着1時間半前に軽食が出た。コペンハーゲンで次のアイスランド航空への乗り継ぎが7時間もある。空港内を一回りした後,SASラウンジへ。食事とワイン,紅茶をいただき,シャワーを浴びるつもりだったが,中国人のグループがシャワールームの鍵を仲間同士で使い回ししているようで,シャワーはあきらめ,アイスランド航空へ。夜間飛行なのだが,深夜でもうっすら明るく,白夜に近い。

アイスランドのケフラヴィーク空港に24:15到着。気温8℃の寒風吹きすさぶ中,駐車場でバスに乗り込もうとしたが,ドアを運転手が開けることができず,20分くらいバスと格闘し,後ドアから車内に入り,ようやくドアが開いた。女性の運転手で,アイスランドは男女平等のランキング世界一の国で,賃金も男女平等です。そのため,働く女性がとても多いです。夜中2時過ぎにクヴェーラゲルジのホテル オルクに到着。そのまま就寝し,翌日はゆっくり起きて,朝食をいただき,ストロックル間欠泉へ。5分間隔で30mくらい吹き上げる。そこのGEYSIR Restaurantでビュッフェスタイルの昼食をいただく。野菜が多くて,美味しかった。すぐ近くのグトルフォスの滝を見る。幅が広くて雄大な景色。アイスランド語で黄金の滝という意味で,本当に太陽の光で輝いて見えた。

 次に世界遺産のシンクヴェトリル国立公園へ。地球の割れ目が見られる。ユーラシアプレートと北米プレートの境目で,年数cmずつ拡がっている。プレートの境目は深海にある大西洋中央海嶺だが,アイスランドではそれが陸上で見られる。地割れの跡に水が溜まり,この割れ目でのファンダイビングができるのだが,メキシコのセノーテでダイビングするのと同じように,透明度が素晴らしいダイビングができる。残念ながら個人旅行でないため,ダイビングはあきらめた。ホテルに戻り,プールでひと泳ぎ。ジャグジーやミストサウナも併設されている。夕食はホテルで魚のコース料理。地ビールのバイキングとともに。翌朝はゆっくり出発だったので,朝早く起きて,ホテル周辺を散策。500mくらい先の山に煙が何か所も上がっていたので行ってみると,キャンプ場があり,小さな滝を発見。その川のほとりに水蒸気が上がっていた。この国はどこでもこのような噴気孔があるようだ。

朝ヨーグルトとフルーツをたっぷり摂って,南部アイスランドへ向かう。まず出てきたのは,セリャリャンスの滝で,滝を裏側を通って一周できるが,結構ずぶ濡れになる。レインコートで完全防備必要。次はスコガの滝で,滝壺近くは水しぶきがすごく,虹がいっぱい見える。滝の横に階段が設置されていて,滝の真上まで登ることができます。ここからも落ちてゆく水のしぶきがすごく,虹がかかります。この滝から30分も車で走ると,ソウルヘイマ氷河の先端に着きます。ここの氷河は火山灰が表面を覆っていて,黒っぽく見える。海岸には黒砂が広がり,柱状節理の断崖が自由に登れて面白い。ホテルはアイスランドエアホテル。小さなホテルだが,小さな町なので,夜はとても静か。

 朝は6時から海岸線を散歩する。バードウォッチングのグループ2組とすれ違った。海に向かって立つオブジェがあった。スカフタフェトル氷河のミニハイキングで,駐車場から遊歩道を30分歩く。氷河に手が届きそうなところまで行けた。氷河の近くは寒いだろうと考え,防寒対策をして行ったら,天気が良過ぎて汗びっしょり。中にはTシャツの人もいた。その後,氷河湖のボートクルーズで湖に浮かぶ氷塊を見て回る。アザラシもいる。今日の宿泊も同じホテル。氷河ハイキングが終わった所で,氷河の中で火山が爆発した記録映画が上映されていて,噴火の観察を近い距離でしている人たちが映っていた。それが原因か,自分の足元から溶岩が吹き出して,もうだめだと観念する夢を見た。

南部の滝や氷河の観光が終わり,首都のレイキャビクに向かう。ホテルを出てすぐの景勝地,ディルホゥラエイに寄る。奇岩や断崖がきれいな場所で,展望台の上から下の海を見ると,アザラシが泳ぐところやアイスランドのマスコットの鳥,パフィンもたくさん波間に浮かんでは水中の魚を追いかけていた。

昼食はアイスランドロブスター(手長エビ)。ガーリックでソテーされたエビが白ワインとよく合い,お腹いっぱい食べた。レイキャビクの市内観光は,ハトルグリムス教会の上から街並みを観れるのが良かった。最終日はブルーラグーンの露天風呂。世界最大の野外浴場で,シリカの顔パックもでき,プールバーならぬ,温泉バーで入浴しながら,ビールもいただけます。2時間ゆっくり楽しんだ後は,町に戻り,巨大なドーム型の建物ペルトランでラムの昼食。ホテルに戻り,午後は自由行動。国立博物館でアイスランドの歴史を勉強した。そこからホテルまでショッピングしながら帰り着いた。ホテルのハッピーアワーでアルコールが半額にひかれ,ビールとハンバーガーが夕食となった。でも,生ビールが700円くらいになったのはうれしかったが,ハンバーガーが2500円とびっくりするような値段。やはり物価が高い。消費税は25%ですし,個人所得税もすべての人に46%かかると聞いて,自分の収入の半分を税金として収めるのですから,日本と比べものにならないですね。もちろんその代わりに社会福祉は手厚いサービスが受けられます。翌朝は4時に朝食を食べ,朝7時のアイスランド航空でコペンハーゲンへ向かう。アイスランド航空の天井はオーロラをイメージしたライティング。乗り換え3時間で,スムーズにスカンジナビア航空で成田へ戻ってきた。復路もストックホルムのジンをストレートで頼み,鴨肉の前菜に,豆とトマトのラグーを選択。お酒の勢いで,気持ちよく眠って日本に帰れた。14日午後の便で鹿児島へ帰ってきたが,台風10号の強風域に入っていて,引き返す可能性がありますという条件付きで飛んだが,無事鹿児島空港に着陸できた。行きも帰りも台風に悩まされたのは初めてだ。

7月の坊津ダイビング

梅雨明けを待ってダイビングに出かけた。透明度が10mといつもの坊津からすると,もう一歩だが,それでも水中は,あいかわらず楽しい。お腹が膨らんだタテジマヘビギンポ,ガラスハゼ,チョウチョウウオの卵,1cmにも満たないヒラムシ,ニシキウミウシ,パンダ模様のアジアコショウダイ幼魚,ホシナシイソギンチャクエビ,洞窟の中のキンメモドキ。水温は1本目25℃,2本目22℃。フードがあって良かった。

2度目のインド

5月3日の当番医のため,10連休にはなりませんでしたが,少し早くお休みをいただいて,北インドを訪問してきました。年末年始に西インドを旅した時,現地ガイドのSinghさんが,デリーやアグラなど北インドが美しいから,是非もう一度来て欲しいとの誘いに乗り,日本ーインド間の航空券だけを確保し,現地のホテルや食事,移動の車など,すべて手配してもらい,ゴールデンウィークの忙しい中,私たちの旅にSinghさんがずっと同行して,ガイドをしてくれた。

インドへは日航で9時間半。インドでは牛肉を食べられないので,牛ステーキの機内食を食べた。着陸前にパスタが出た。デリーのホテルはThe Grand New Delhi。素敵なホテルだった。

ムガル帝国の赤の城は大理石の壁に宝石で装飾してあり,美しい。インド独立の父マハトマ・ガンディーの墓参り。インド門はムンバイのものよりも大きい。世界遺産のクトゥブ・ミナールの塔は1200年頃に建てられ,今は少し傾いてきている。

クレープのような南インドの朝食でよく食べられるドーサ。香辛料で炒めたジャガイモが入っているマサラドーサと具が入らないプレーンドーサがある。プレーンドーサはインドでのトーストのようなもの。この日はデリーからヴァーラーナシーまでエアーインディアで1時間ちょっとの飛行ですが,ちゃんと温かいチャパティと豆カレーにヨーグルト,デザートまで出ます。ヴァーラーナシーはお釈迦さまが初めて仏教の教義(法輪)を人びとに説いた場所です。43℃の熱風の中,紀元前5世紀に仏教が始まった時代を考えてみました。冷房が効いたレストランでのビールが最高。ガイドのSinghさんと。陽が沈むと,過ごしやすくなります。夜はガンジス川のボートに乗り,24時間火葬しているマニカルニカー・ガートを見た。インドの人はここで火葬されることを最高の喜びだと考えています。近くの広場では,ヒンズー教のお祈りプージャを行っており,それを見るために大勢のインド人で埋め尽くされます。ホテルはGatewayに宿泊。夜はホテルのレストランでビュッフェ。でもカレーがメイン。

ガンジス川の朝日。朝の沐浴。ヒンズー教の人は日の出前から沐浴のためにぞくぞく川辺に集まります。

朝もドーサをいただいて,ヴァーラーナシー空港からアグラ空港へ。エアインディア の国内線で1時間10分の移動。機内食が出た。アグラ空港は,インド軍が使用している空港で,1日1便あるかないかの民間機は,軍の施設を借りているため,乗客全員が荷物を持って,2台のバスに詰め込まれ,スーツケースもバスに積み上げられ,15分くらいバスに乗り,軍の敷地を出てから,迎えの車に乗り換えなければなりません。そんな苦労も吹っ飛ぶような体験がアグラではできます。インド観光の目玉であるタージマハルが待っています。白い大理石の宮殿のように見えますが,実はムガル帝国のお妃様ムムターズ・マハルのために建てたお墓です。入場料は1300ルピーで,日本円2000円ちょっとです。インドの人は50ルピー(80円)だそうです。インドの平均日給は270ルピー(420円)くらいですので,どこの観光地に行っても,外国人価格があります。しかし,ここを訪れる自国民が多すぎるので,混雑を緩和するために,50ルピーから250ルピーに値上げする予定とのことでした。確かにサリーを来た人が多いですね。夜はホテルTajview Agraのビュッフェでカレーとビール。翌日はアグラ近郊のファテープル・シークリーで赤砂岩の城塞を見学。細かい彫刻が素晴らしい。ジャイプールへ車で4時間移動。途中,お昼を食べたレストランでも,決まってカレーです。

今夜の宿泊は,Jai Mahal Palace Hotelという宮殿ホテルだったので,ジャイプールの観光は明日に延ばし,早めにホテルにチェックインした。そのおかげで,プールアクセスの庭付きのお部屋にアップグレードしてもらえた。早速プールに入り,気持ち良い。40〜50℃にもなる暑季のインドでは,プールはご馳走です。

ジャイプールの市街地にある風の宮殿は,姿を見られることを禁じられていた宮中女性のために建てられた宮殿で,当時の女性たちは風通しのよい小部屋から祭の行列や町の様子を眺めるだけでした。アンベール城へはゾウに乗って行きます。城の中には,猿もいて,インドの人は,猿を神様(ハヌマーン)として,餌を与えたりして大切にしています。大人しくて,襲って来ません。ただ,増えすぎて,2018年11月には生後12日目の人間の赤ちゃんを母親の腕から奪い取って,死亡させたと地元警察は発表していますし,2016年の調査では,猿に噛まれた人は1900人にもなっています。街のどこでも普通に見かけますので,人間との共存の中で,色々な問題はあるのでしょう。ジャイプールの街からデリーへ3時間余りかけて車で移動し,途中のレストランで,お昼に美味しいカレーを食べた。

デリーの空港で最後のカレーをキングフィッシャービールといただき,インドを後にした。日本へは7時間45分のフライト。機内では,シャンパンと南アフリカの白ワインをいただき,洋食を食べ終わったら,ぐっすり眠り,到着2時間前に目が覚め,朝定食のおにぎりと味噌汁で日本のスタイルに戻れた。今回の旅を楽しくなるように色々と計画してくれたSinghさんに感謝!

金沢で日本小児科学会

4月19日(金)〜20日(土)に金沢に行き,学会で勉強してきました。教育講演を5題も聞くことができました。日曜日を診療しているので,日曜日に開かれる小児科学会の鹿児島地方会にはほとんど出席できていないため,連続でも講演を聞けるのは助かります。

1,2: 学会でも夜は自由時間になるので,金沢にいる後輩が料亭を予約してくれました。

3,4,5: 早朝で,まだ人がいない金沢駅前。兼六園まで散歩して,きれいな景色に癒されました。楊貴妃という八重の桜が満開でした。兼六園は早朝は無料で解放されています。金沢城公園は,ウォーキングやジョギングの人をよく見かけますが,皆さんよく「おはようございます」と挨拶をしてくれました。

4月坊津ダイビング

9か月ぶりの坊津。初ドライのお客さんがいて,浅場で講習中だったので,そこで,私は自分の器材の調子を探りながら(9か月放置していたら少し錆びてきていた),ボートの下で,動くことなく,じっくりダテハゼとテッポウエビの共生を観察できた。2本目は少し深場で色々と被写体を探す。ハシナガウバウオ,イソカサゴ,マダコ,海藻の中に隠れるキタマクラbaby,針金のような足と足先のレースの膜がきれいなミズヒキガニなど見たところで,残圧30になり,ダイビングを終わろうとした時に,シンデレラウミウシが!ピントを合わせる余裕もなく,1,2枚撮って浮上。安全停止はできたが,ボートの10m前で空気がなくなりそうだったので,後は水面移動でボートにたどり着いた。いつ潜っても坊津は面白い。

3月19-22日セブ島へ

小児科の冬は仕事が忙しく,大変なので,自分への褒美として,休みをまとめて4連休にして,去年のうちにセブ島への特典航空券を取っておいた。直行便が取れず,韓国,台湾,中国を経由しながらの旅だったが,ダイビングも楽しむことができた。一人旅では,リゾートホテルで食事をする時がしゃべる相手がいなくて寂しいが,それ以上に地元の食事を楽しむようにしている。ちまきに似たスーマンはフィリピン伝統のおやつで,ココナッツミルクやもち米で作られ,バナナの葉で包んで蒸してある。朝食の時に食べて美味しかったので,翌日も食べようと探したが,見つからず。毎日メニューを変えて,飽きがこないように工夫しているようだ。

1〜3:天気も良く,シャングリラホテルでリゾート気分満喫。海と一体になれるインフィニティプール。部屋にはウェルカムフルーツ。

4〜8:飛行機の中,クマドリカエルアンコウ,シマウミヘビ,アカフチリュウグウウミウシ,パープルビューティ。

9〜11:飛行機に往復で合計7回も乗ることになったが,機内食はいろいろな航空会社の食事を楽しめた。